スピリチュアルケア・ボランティアで、
ホームホスピス武蔵野『楪』さんを訪問しました。
この日は、ホスピスで亡くなった方たちへの
関わりを見つめるカンファレンスがあり、
私も参加させて頂きました。
何故、私たちは亡くなった方たちとの
関わりを見つめようとするのでしょうか。
『ケアが良かったか悪かったか確認するため』
『次のケアに活かすため』
『良かったこと悪かったことを話し合うため』
とても大切なことです。
ですが "いのち" に関わった人間として
もっと大切なことに気が付くためだと、
私は思います。
"死" を感じ語ることは "生" を考えること
"生" を感じ語ることは "死" を考えること
現代では生も死も病院という建物の中で起こり、
向き合う機会が減ったと言われます。
本当でしょうか。
私はいつでも向き合うことができると思っています。
純粋な気持ちで "いのち" や "生き方" に触れることで、
"いのちといのちの関わり" を感じられると思うのです。
大切で尊い瞬間は生活の中にある。
東京の片隅にある "いのちの営み" を、
皆さんにお伝えしたくて表現させて頂きました。
(スピリチュアルケア・スタッフ 坂詰大輔)