スピリチュアルケア・ボランティア(4/4)

満開の桜が目を引きます。
ホスピスまでの道程の中で、
日本にはこんなにも桜が多いのかと
改めて感じさせられました。


悲しみ、苦しみを抱えた方に言われます。


"私の足を元通り歩けるようにしてほしい"

"私の目をどうにか見えるようにしてほしい"
"私の声をもう一度出せるようにしてほしい"
"私の大切な人ともう一度逢いたい"


そのとき、私は言葉を失い、佇みます。

私は自らが失ったものに重ねるのです。


またあるとき言われます。

"私は足を失い、人生を歩く意味を手に入れた"
"私は視力を失い、大切な事を見る眼を手に入れた"
"私は声を失い、伝えたいメッセージを手に入れた"
"私の中に大切な人がいる"


どうして、そう感じられるのでしょう。
私は自らが生きてきた"とき"に重ねるのです。


春の影響でしょうか。
ある詩が浮かび上がってきました。


皆様の春の一日が
素敵な一日でありますように。

(スピリチュアルケア・スタッフ 坂詰大輔)


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『ある兵士の祈り』

大きなことを成し遂げるために
力を与えてほしいと神に求めたのに、 
謙虚さを学ぶようにと弱さを授かった。


より偉大なことが出来るようにと
健康を求めたのに、 
より良きことができるようにと
病弱を与えられた。


幸せになろうと富を求めたのに、 
賢明であるようにと貧困を授かった。


世の人々の称賛を得よう
成功を求めたのに、 
得意にならないようにと
失敗を授かった。


人生を楽しもうと
たくさんのものを求めたのに、 
むしろ人生を味わうようにと
シンプルな生活を与えられた。


求めたものは何一つとして与えられなかったが、 
願いはすべて聞き届けられていた。


私はあらゆる人の中で、 
もっとも豊かに祝福されていたのだ。 

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