2018年の春より厳念寺さまにご縁を頂いてORIZURUカフェを開催しています。春と秋のお彼岸とお盆の時期、1年に3日間だけオープンする小さなカフェです。お寺の2階にある客間をお借りしてお飲み物やお菓子を用意し、折り紙ワークショップやアロマハンドトリートメントでお越し下さった皆さまをおもてなしさせて頂いています。
毎回50~60人の方がお墓参りの "ついでに" お立ち寄り下さいます。私たちORIZURUカフェでは、この "ついでに" をとても大切にしています。グリーフケアで知られるように "悲しみを話せる場所" はとても大切です。そのような場所が社会に増えることを私たちは心から望んでいます。ですがそれと同時に、生活の中に溶け込んだ "特別ではない場所" で自分の気持ちを話せることも、とても大切だと考えています。"暮らしの中で自分の気持ちを話すことができる" 私たちはそんな居場所づくりを目指しています。
ORIZURUカフェではコーヒーや紅茶で一息つかれる方、折り紙やアロマハンドトリートメントを楽しまれる方、お気持ちを語ってくださる方など、皆さまがそれぞれの時間をお過ごしになります。私たちはただ、必要なことを必要な分だけ差し出せるように心を込めておもてなしさせて頂いています。
初めてカフェを開かせて頂いた後に厳念寺さまからこんなお言葉を頂きました。
カフェに立ち寄ったお檀家さんが、まるで別世界へ行ってきたかのごとく元気になって戻ってきました。大切なお檀家さんです。誰にでも任せるわけではありません。ORIZURUの皆さんに「おまかせできる」という経験は、まず私自身がとても楽になり癒されました。「肩の荷を下ろせた」というのでしょうか。私たちが普段から受け止めきれないでいるものを皆さんが分担して大切に受け止めてくださった、そんな感覚です。またこんなにも多くの方が「聴いてもらいたい」「受けとめてもらいたい」でいるということを確認した一日でもありました。またお力をお貸し頂きたいと願っております。
カフェを初めてから1年半が経ち、顔なじみの方も増えてまいりました。毎回ご家族でお越しになり、時々のライフイベントをお話して下さる方もいます。人と人との温かい繋がりを頂戴しています。
私たちORIZURUは、暮らしの中で自分の気持ちを話せる場所 を増やして行きたいと思っています。私たちと一緒に暮らしの中にある居場所をつくっていきませんか?
もし私たちのカフェにご関心のあるお寺さまがいらっしゃいましたら、是非ご連絡ください。よろしくお願いします。
ORIZURU代表 小林 正昭